[ニュースメモ] さくら出版・まんだらけから生原稿大量流出

今年頭に倒産した「さくら出版」が持っていた原稿が倒産とともに流出し、「まんだらけ」で販売されているそうです。それを知った作者の人々が講義してもまんだらけ側は「法的にはうちに何の問題も無い。警察がとめるまで売り続ける」との開き直り。その後も販売を継続したとのこと。

渡辺やよいさんの日記 日々是無事 が発端となり発覚した今回の事件、井出智香恵さんの日記の 6/19, 20 日の記述によると、課長 島耕作で有名な作家である弘兼憲史氏も被害にあった模様。今回流出した原稿はダンボール10箱分、1000ページ以上にも及ぶ量らしい。

倒産したさくら出版とは全く連絡が取れないらしいが、一方のまんだらけ社長のこれに対するコメントが 「そもそも漫画家の怠慢が悪い」 では、流石にちょっと神経を疑わざるを得ない。

まんだらけには前科があるらしい。

村野守美先生の怒りの弁です。『あの古書店は前にも同じことをやった。その時、弁護士立ち会いの元に（もし大量の生原稿が持ち込まれたら、必ず漫画家の組織に連絡をすること。普通、生原が外に出ることはあり得ないので）という約束をして書類にも残した。それなのに、また約束を破るとは、、その古書店ゆるすまじ！！！』


その時立ち会った弁護士の弁。『確かにそう言う約束をしました。でもその古書店から生原画出たと言う連絡を受けたことは1度もありません。』
今回の件で組織がこの約束の事を持ち出した時の古書店の弁『確かにそう言う約束をかわしましたけれどその組織にかなり前に何回電話しても留守でした。以来、1度も電話していません。』

とのことだ。なんというか...

マンガジャパン事務局から今回の件に関しての 告知 が出ており、上記の件にも触れている。オフィシャルサイトに今現在(6/24)のところ、この情報は掲示板の書き込みを除いてないようだ。

2ch にもニューススレ (現在3) が立っている。